梅ちゃんの旅館(梅の屋旅館)でもかれこれ6〜7年使用しているよこやまライスさん。
お客様に出す食事のご飯として好評をいただいており、今回はどうしてそんなに美味しいお米が製造されているのか、その秘密に迫ってみました。
富士山の湧水で育った稲穂
よこやまライスさんは作付け面積(お米を育てている面積のこと)東京ドーム2個分という広大な農地を持ち、お米だけでなく大麦・大豆・わさび・かぼちゃなども育てています。
その中でも御殿場市民のソウルフード「御殿場こしひかり」は、富士山の裾野にある御殿場だからこそ美味しくなる秘密が隠されているとのこと。
お米の収穫時期はその品種によって異なるものの、主に8月〜10月がメインとなります。
御殿場は収穫時期の9月中旬頃から夜の温度が急激に下がりますが、この気温の寒暖差が甘くて美味しいお米が出来上がる大きな秘密です。
日中、暖かい日差しを受ける稲は多くのデンプンを蓄えますが、夜温が低くなると稲自体の代謝も下がり、昼間に蓄えたデンプンを消費せずに米粒の中に閉じ込めます。
こうして御殿場こしひかりが出来上がります。
コシヒカリという品種は粘り気があるのでご飯だけで食べても美味しく、また冷めても美味しいんですね。
巨大なライスセンター
よこやまライスさんはライスセンターを保有していますが、想像より遥かに大きい機械が設置されていて驚きました。
東京ドーム2個分の農地を保有するよこやまライスさんですが、自前のもみだけを加工しているわけではなく、御殿場の兼業農家さんたちの稲もみもこのライスセンターで行っているそうです。
御殿場こしひかり 美味しさの秘密
しかし、これだけ大きな機械を使用していたら少し大雑把な出来上がりになるのでは?
と少し思いましたが、そこはさすが御殿場市民のソウルフード。緻密な加工がなされていました。
稲もみの水分量を14.5%という小数点まで調整したり、1.8mm〜1.9mmの網を通して基準を満たしたもののみ出荷されます。
品質への強いこだわり
ここまで細かい基準があるのは「炊き上がり」までを逆算しているからです。
お米の大きさにバラツキがあるとお米への水分の入り方も変わるため、炊き上がりが全然違ってくるそう。
お米は普段から毎日のように食べているのでその製造過程を気にすることはあまりありませんでしたが、今回のインタビューを通してお米づくりに対するこだわりを強く感じました。
御殿場こしひかりはコチラから
わたくし梅ちゃんも毎日食べている御殿場コシヒカリですが、このサイトで販売させていただくことになりました。
ぜひ召し上がってみてください。